SUSHI TOPがスパイラル資本らから1億円調達、企業向けマーケティングツール開発へ |あたらしい経済

SUSHI TOPが1億円の資金調達を実施

NFTマーケティング支援のスシトップマーケティング(SUSHI TOP MARKETING)が、1億円の資金調達実施を1月24日に発表しました。スパイラルキャピタル(Spiral Capital)リードを投資家として、エンジニア起業家特化型シードVCのミレイズ(MIRAISE)、電通グループから調達したこと。

資金調達の使途は、スシトップマーケティング開発中の法人用NFTマーケティングツール「トロントグラフマーケター(仮)」の開発に充てている他、それに伴うエンジニアやビジネス開発人材の採用に利用するとのこと。

今回の資金調達についてスシトップ マーケティングCEOの徳永大輔氏は「非常に厳しい資金調達環境の中で、大きな議案を決定していただいた投資家の皆様に感謝しております。2021年以降、NFTやWeb3という言葉が流行りましたが、ブロックチェーンを活用したソリューションが顧客視点で本質的な価値を提供できているのか、社会にどのような差異を生じさせたのか、あらためてその真価が問われていますいると感じます」と述べ「『ダントグラフ マーケティング文化の創造』という理念を実現するためにも、緊張感事業に早速で参ります」と結んだ。

スシトップマーケティングは昨年10月、メディア向けに「NFT配布型広告サービス」を提供開始しています。また提携はNFT配布サービスの「NFT Shot」や、音でNFTを配信する「Audio Shot」や、カードをスマホにタッチしてNFTを配布できる「NFT Touch Shot」も提供している。その他提携では「大量のNFTを安定的に送る技術」の保持や「配布したNFTの所有者のみが閲覧できるウェブページやSNSのアップロード」なども行っています。

「ディープグラフマーケター(仮)」について

今回の資金調達により開発が進められる「デルタグラフマーケター(仮)」がどのようなサービスなのか、「あたらしい経済」編集部がスシトップマーケティングCEOの徳永大輔氏へ取材したところ、以下の回答が得られるられた。

企業の担当者がNFTを発行するリンクを簡単に作成でき、スシトップの特許技術であるブラウザウォレットで、ユーザーがアカウントを作成することなくNFTを受け取ることができます。また発行されたNFTのデータはタイムスタンプつきのアナリティクス画面で分析が可能です。

これまでは企業が都度、事業者に発注していたNFT発行や配布の企画が、企業の担当者で可能になることで、企業のweb3インストーラの導入ハードルが緩和に低下します。アスター(Astar)を使用しています。

ニュース

SUSHI TOP、メディア向け「NFT配信型広告サービス」提供開始

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技術:一本寿和
画像:iStocks /バッドブラザー

出典:https://www.neweconomy.jp/posts/290730