英ポンドは1.2600円台半ばを下回る軟調な展開となっている。

GBP/USD 価格分析: 次の下値ターゲットは 1.2600 ~ 1.2605 の領域にあります

GBP/USDペアは、木曜の欧州取引時間序盤、1.2630付近で引き続き守勢に立っている。木曜日初めのクリストファー・ウォーラー連邦準備制度理事会(FRB)総裁のタカ派的なトーンにより、米ドル(USD)が幅広く上昇し、GBP/USDペアにとって逆風となっている。 

FRBのウォラー氏は、米中央銀行は指標金利の引き下げを急ぐつもりはなく、「現在の金利目標を予想より長期間維持する必要があるかもしれない」と述べた。トレーダーらは木曜、第4・四半期の最終的な英国国内総生産(GDP)成長率を待っているが、第4・四半期は前四半期比0.3%減と予想されている。続きを読む…

FRBウォーラー氏のタカ派的発言を受け、GBP/USDは1.2620以下に一部の売り手を引き寄せる

GBP/USDペアは、木曜日のアジア取引序盤にこの日の最高値1.2614から後退した後、一部の売り手を引きつけて1.2640となっている。主要通貨ペアの下落は、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者による最近のタカ派的なコメントによって支えられており、長期的な金利上昇スタンスと利下げを急ぐ必要はないと主張している。

木曜日初め、クリストファー・ウォーラーFRB理事は、米中央銀行は指標金利の引き下げを急ぐつもりはなく、「現在の金利目標を予想より長く維持」する必要があるかもしれないと述べた。ウォラー総裁は、インフレ率を目標の2%に引き下げるためには、これまでの予想よりも長期間にわたり制限的なスタンスを維持することが賢明であるため、FRBは政策金利の引き下げを急いでいない、と強調した。同氏のタカ派的な発言によりドル相場は2ドルまで上昇し、主要通貨ペアの重しとなっている。続きを読む…

 

出典: https://www.fxstreet.com/news/pound-sterling-trades-on-a-softer-note-below-the-mid-12600s-202403280615