MUFG、ブロックチェーン活用の活用「GO-NET」変

MUFGと米アカマイの「GO-NET」事業停止へ

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)によるブロックチェーン活用のペイメント事業「GO-NET Japan」が、事業を停止することがあり分かった。

「GO-NET Japan」は昨年4月よりサービス開始していた独自ブロックチェーン活用のペイメントネットワークだ。事業運営はGlobal Open Network Japanにより行われていた。MUFGと米 アカマイ・テクノロジーズ(Akamai Technologies, Inc.)は2019年に共同設立したGlobal Open Networkが、Global Open Network Japanの経営会社として機能していました。

MUFGは2月22日、「GO-NET Japan」の事業停止と、Global Open Network JapanおよびGlobal Open Networkの清算手続きを進めることを発表しました。

発表によると、今回のペイメント事業停止の理由として「当面のコロナ影響による決済の延長悩み等の厳しい経営環境の下、当初見参でいた規模での事業展開が困難となりました」と説明されている。

また今後の拡大を予定していたIoT事業については「GO-NET Japanの高速大容量のブロックチェーンを必要とする市場を捉えて、事業化には想定より時間を考え慎重になりました」と説明がされている。

「GO-NET Japan」は第1弾サービスとして昨年4月より「GO-NET FM/センター接続サービス」の提供を開始。同年8月には「GO-NET FM/端末接続サービス」の本格展開を発表していた。

MUFGは今後について「主要戦略であるDXを強力に推進する方針は変らない」とし、アカマイ・テクノロジーズと他分野での協力関係構築に向けた協議を進めているとのことだ。

なお、MUFGの三菱UFJ信託銀行ではエンタープライズ向けブロックチェーン基盤「Corda(コルダ)」を採用したプラットフォーム「Progmat(プログマ)」を軸に事業展開を進めています。

すでに提供しているセキュリティプラットフォームの「Progmat ST」や今月2月9日に開発を発表した日本円連動型のスコインテーブルを発行するプラットフォーム「Progmat Coin」、また特定のアセットやサービスに関する利用権利や会員権といった権利をユーティリティローンとして発行可能なプラットフォーム「Progmat UT」が2月21日に発表されています。

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参考:MUFG
技術:一本寿和
画像:iStocks /忍者スタジオ

出典:https://www.neweconomy.jp/posts/194903