MakerDAO、500万ドル規模の「法防御基金」立ち上げ

MakerDAOが法防御基金立ち上げへ

DeFi(分散型金融)プロトコル「MakerDAO(メイカーダオ大手)」において、新たな特別目的基金となる500万ドル(約6.6億円)規模の「法防御基金」が立ち上げられることが、同DAOの以上で承認・決定されました。

「MakerDAO」が2月1日に発表しました。

「MakerDAO」によるとこの「法防御基金」は、「MakerDAO」参加者が法または規制上の措置が取られた場合に、法弁護費用の償還に充てるために、緊急でダイ(DAI)が参加者へ拘束されるものとなる予定だ。

補償対象になるのは「MakerDAO」に直接関連活動しているのみとなること。

なおダイ(DAI)とは、「MakerDAO」によって発行されているプラ​​ットフォームペッグのステーブルコイン。

この基金から受け取れるDAIは一括で補償され、弁護費用のカバー法に使用されることを想定しているという。

基金設立後、初めに資金受け取りの対象となるのは、承認されているデリゲーター、コアユニットファシリテーター、コアユニットへの貢献者、アクティブなメイカー(MKR)候補の保持者のみとなること。

なおMKRは「MakerDAO」のどちらか。

なおこの基金に対する資金の請求と支払いに関しては、事前に定義された手順に従って行われる。 この手順マニュアルは、保険会社であるアーテックス(Artex)と保険コンサルティング会社のギャラガー(Gallagher)によって現在開発中であるという。

「MakerDAO」は昨年の12月にもコミュニティの投票により、スマートコントラクトを変更し、固定利回りの利率の変更をするなどしている。 1万DAI以上の入金があったと発表がされています。

ついで「MakerDAO」の投票投票に参加するためにはMKRトークンを保有する必要があり、保有するトークンの枚数に応じて提案に投票できる票数が変化する。

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出典:https://www.neweconomy.jp/posts/293863