DMM BitcoinとコインブックでIEO、「Nippon Idol Token(NIDT)」購入申し込み日が決定 |あたらしい経済

「日本アイドルトークン(NIDT)」購入申し込み日が決定

今春に国内でのIEO実施予定が発表されていた暗号資産(仮想通貨)「Nippon Idol Token(NIDT)」の購入申込が、3月29日19:00に開始することが決定した。「NIDT」発行元のオーバースが3月13日発表した。

「NIDT」のIEOは、国内暗号通貨取引所のcoinbook(コインブック)およびDMM Bitcoinの2社にて同時に行われる。オーバースと同2社は昨年5月にIEOによる資金調達に向けた基本合意書を進めていた。

なおIEO(イニシャルエクスチェンジオファリング)とは、企業等の資金チェーンプロジェクト発行のトークンによる調達を暗号通貨取引所が支援し、具体的には本体となる発行体のトークンを販売するモデルのこと。

「NIDT」は、新しいグループアイドルの組成及び活動のために発行されるイーサリアム(Ethereum)上で発行されるERC20規格の暗号資産とのこと。できるという。

「NIDT」は3月29日19:00から4月19日11:59まで購入申し込みを行うとのこと。4月20日に抽選を行い4月24日に「NIDT」を当選者に受け渡し、4月26日19:00からcoinbookおよびDMM Bitcoinにて「NIDT」の取り扱いが開始するスケジュールになっている。

なお「NIDT」の総発行枚数は1,000,000,000枚となっており、IEOによる販売総数は総発行枚数の30%となる300,000,000枚だ。そのうち半数となる150,000,000枚をcoinbookとDMM Bitcoinがそれぞれ販売する形となっている。なお販売価格については5円/NIDTで、払込通貨は日本円となる。

またオーバースでは、今回のに合わせて「NIDT」のホワイトペーパー(WP)も公開している。

WPによると「NIDT」はIEO実施時に既に全量が発行されており利用者保有に30%、プロジェクト報酬に30%、チーム自己保有に21%、エコシステム報酬及びマーケティング分に19%が配当とのこと。

開発費等を除くプロジェクト報酬およびチーム自己保有分についてはロックアップを設定し、IEO以降に段階的なロックアップの解除を行うとのことだ。

なお「NIDT」のユーティリティとしては、「アイドル活動の運営の一部における意思決定」や「アバターやNFT等のデジタルグッズ・物販・コンサートやイベント等のチケットの購入」、「コンサートやイベントでのメンバー」への投げ銭」となっている。

また「NIDT」はステーキングにも対応するとのことだ。

スオーバーはgumiや東京通信を株主に持つ企業。新しいアイドルグループの組成を目的に昨年3月に設立されています。に秋元康氏が就任したことが発表されている

国内においてIEOは3件実施されているが、3月7日に購入申し込みを終了した「フィナンシェトークン(FNCT)」は最終的に申込金額が20,021,288,100円を記録している。申し込み口座数は24,833口座で販売総額は1,066,000,000円となり、倍率は18.78倍になったとのことだ。

なお「FNCT」は、次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE」運営のフィナンシェが発行する暗号資産。コインチェック提供の「Coincheck IEO」にて販売が実施されていた。 3よりコインチェックの取引所において取り扱いが開始となる予定だ。

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出典:https://www.neweconomy.jp/posts/302639