短期的には弱気トレンドが表面化し、強気の見通しはより広い期間にわたって維持される

  • 日足チャート指標は勢いの弱まりを示していますが、全体的な傾向は引き続きプラスです。
  • 時間足チャートでは、RSIがマイナス圏に深く沈んでいるということは、その日の取引では売り手が主導権を握っていることを意味しています。
  • 勢いを維持するために、強気派は20日間のSMAを守る必要がある。

木曜日の取引では、ユーロ/円ペアは163.40付近で取引されており、若干の下落を経験している。より広い視点では強気派に傾いており、このペアが20日、100日、200日の単純移動平均線(SMA)を上回っている買いの強さを示している。それにもかかわらず、日足チャートには売り圧力が高まっている証拠があります。

日足チャートでは、相対力指数(RSI)は先週買われ過ぎの状態に近づき、54に向かって下落しました。また、MACDヒストグラムは、緑色の平らなバーから推測されるように、買い手の勢いが弱まりつつある可能性があることを示しています。これらの市場指標は、ペアの方向性における短期的なボラティリティの可能性を示唆しています。

EUR / JPY日足チャート

時間足チャートに移ると、RSI の測定値はよりネガティブな感情を伝えます。最新の値は 44 であり、短期的な動きでは売り手が優勢であることを示しています。ただし、MACD ヒストグラムには緑色のバーが表示され、日中の見通しに中立性が加わります。

EUR/JPY 時間足チャート

結論として、時間足チャートではネガティブな感情にもかかわらず、日次およびより広範な指標は、強気派が全体像をコントロールし続けていることを示唆しています。買い手にとっての主な課題は、20日間SMAを163.00付近で守ることであり、ペアがこのレベルを上回っている限り、見通しは明るいだろう。

 

 

出典:https://www.fxstreet.com/news/eur-jpy-price-analysis-bearish-short-term-trend-surfaces-bullish-outlook-holds-for-broader-timeframe-202403281815