銀行ら、ステーブルコイン「USDF」あたぎ

米国銀行ら、スコインテーブル「USDF」発行に向けたコンソーシアム設立

米国の銀行ラスコインテーブル「USDF」発行に向けたコンソーシアム「USDF Consortium」を設立したことが1月12日に分かった。 スコインテーブル「USDF」の導入と相互運用性の促進のための銀行間ネットワークを構築することを目的としたコンソーシアムだという。

このコンソーシアムの設立メンバーは、ニューヨーク・コミュニティー・バンク(NYCB)、NBH銀行、ファーストバンク、スターリング・ナショナル銀行、シノバス銀行など。

またブロックチェーン開発企業フィギュア・テクノロジーズ(Figure Technologies)と投資ファンドJAM FINTOPも設立メンバーに名を連ねます。

そして「USDF」はフィギュア・テクノロジーズが開発するプロヴィナンス・ブロックチェーン(Provenance Blockchain)で発行される予定であることだ。プロヴィナンス・チェーン上でUSDFが利用可能になることで、銀行とその顧客はピアツーピアや企業間送金に加え、請求書およびサプライチェーンファイナンスなどの幅広い用途で「USDF」を使えるようになること。

フィギュア・テクノロジーのCEOであるマイク・カグニー(Mike Cagney)氏は次のようにコメントしている。

「USDFは拡大するDeFi取引の世界に無限の可能性を開くものです。昨年秋、NYCBが私の代わり取引システムで執行された証券取引の決済にUSDFをミントし、オンチェーン取引にUSDFを「私たちはNYCBが今後数週間のうちにオンデマンドで定期的にUSDFをミントすることを期待しており、非常に興奮しています」

NYCBのチーフ・デジタル&バンキング・アズ・ア・サービス・オフィサーであるアンドリュー・カプラン(Andrew Kaplan)氏は、次のようにコメントしている。し、拡張性があり、規制基準を遵守し、大規模な機関投資家から個人顧客まですべてのユーザーに受け入れられる方法でそれを実現します。・管理されるデジタル通貨の一形態として、安全性と健全性、マネーロンダリング防止基準の遵守、金融安定性の重要な原則として履行オンチェーン、決済システムの堅実な利用を可能にします。

なお「USDF」は昨年9月にフィギュア・テクノロジーズとNYCBの株式取引のデジタル決済の手続きにて用いられていた。その取り組みの成功を受けて、今回USDFの本格実​​装へのコンソーシアム設立にたの考えではと考えられる。

参考:USDFコンソーシアム
画像:iStocks/mizoula・パイトゥーンパティ
技術:一本寿和

出典:https://www.neweconomy.jp/posts/181251