ポリゴン(MATIC)でハードフォーク提案、承認なら1月17日実施

レンガでハードフォーク提案

ポリゴン(Polygon)ネットワークの開発者チーム「ポリゴンラボ(Polygon Labs)」の開発者が、ポリゴンPoS(Polygon PoS)チェーンブロックのハードフォークに関する提案を行っています。

この提案がコミュニティで承認された場合、ハードフォークは1月17日に行われる予定である。

提案されているハードフォークを伴うアップグレードは、現在のコンセンサスメカニズムによって発生しやすくなっているブロックチェーン再編成(リオーグ)の可能性を削減させること。手数料(ガス代)の急な上昇(ガススパイク)を減らすことが目標になっている。

なおリオーグは、チェーンの作業中に他のチェーンがより長くなった際に発生し、どのチェーンが妥当であるかわからなくなることで調整が必要になったり、ブロックが削除されてしまったりすることで、取引完了の確認が困難になる場合がある。

今回の提案でリオーグに対応するために導入される変更は、バリデーターが連続でブロックを生成できる数を少なくするというものだ。秒から128秒に変更できるという。 そのためブロックの生成に複数のバリデーターが介入する可能性が遅くなり、リオーグが起こる回数を減らすことができるという。

また「ポリゴンPoS」では、プラットフォームを作成する際の基本料金が、ブロック生成の必要性によって変化する。ことでガススパイクを進化させるという。

なおポリゴンは最近、新しいレイヤー2ブロックチェーン「Polygon zkEVM」の開発を進めており、12月22日には最終テストネットをローンチしています。

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画像:iStocks/フランスコッチ・Who_I_am

出典:https://www.neweconomy.jp/posts/288308