フィナンシェ、スポーツ4団体に暗号通貨発行やグローバル展開の総合的支援を開始

フィナンシェがスポーツ4団体の暗号資産発行など支援開始

NFT事業やファン暗号化発行プラットフォーム「FiNANCiE」を展開するフィナンシェが、同プラットフォームを利用するスポーツ団体に対して、ブロック上のトークン(暗号通貨)発行とその後の流通、グローバルまでの展開の総合的な支援を開始したことを9月26日発表した。

また共支援の第一弾として、アンコールタイガーFC、イガンムタイガーFC、ジャパンサイクルリーグ(JCL)、琉球アスティーダと本格的な協議を開始したとのことだ。

発表と今回の取り組みは、現在オフチェーンとして「FiNANCiE」上で発行されている各スポーツチームのトークンを、今後はブロックチェーン上のトークン(暗号資産)発行とその後の流通を活用したトークンエコシステムの更なる拡大を目指したいと各スポーツチームから意向を受け始められたと説明されている。

フィナンシェは、各チームが発行を目指す暗号通貨が「スポーツチームが企画する他のサービスとの連携や決済利用、国境の暗号通貨取引所での流通等が可能であり、スポーツチームの仲裁エコシステムの拡大して大きく接することが期待される」と述べている。

またフィナンシェは、提携が発行する予定の暗号通貨(仮想通貨)である「フィナンシェセクション」とスポーツチーム独自の譲渡が連携した仕組みを構築することで、「スポーツチーム及びフィナンシェにとって、独立したエコシステムシステム」を形成するよりも、相互の協定エコシステムの充実・拡大に繋がることが期待される」としており、具体的な連携の仕組みについても検討を進めているとしている。

今回の取り組みに際しフィナンシェおよび支援対象の4チームは、プロトコルエコシステムの設計、法令・規制対応、IEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)を実施するためのパートナー選定等の検討を進めていることのことだ。

フィナンシェについて

フィナンシェは2019年3月のサービスローンチ以降、既に約180の個人やスポーツチームやリーグ、各種スポーツ協会、またエンタメプロジェクトのトークン発行・販売、企画・運用を行なってきた。特に2021年からはスポーツクラブトークンに力を入れており、現在約80のスポーツチームが「FiNANCiE」上にクラブトークンを発行している。

またフィナンシェは昨年11月、国内暗号通貨取引所を運営するコインチェックとIEOによる資金調達に向けた契約を進めており、現在もIEO実施に向けた準備を進めています。

さらにフィナンシェはこのコインチェックとのIEOプロセスを進める中で得た資金を利用して、今年の7月より新たにIEO支援事業を開始。フィナンシェは同事業にて、次世代型配信プラットフォーム「palmu(パルム)」を運営するLight(ライト)と国内IEO実現に向けたパートナーシップ契約を結んだことも併せて発表している。

IEOとは IEO(新規エクスチェンジ・オファリング)とは

同意による資金調達を暗号通貨取引所が支援し、具体的には本体となった発行体のトークンを販売するモデルのことだ。 現在のところ国内においてIEOを実施したのは、Hashpalette(ハッシュパレット)によるコインチェックでのパレットトークン(Palette Token/PLT)と、サッカーJ2リーグに加盟する「FC琉球」によるGMOコインでの「FCRコイン(FCR)」となっている。

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技術:一本寿和

出典:https://www.neweconomy.jp/posts/261643