バイナンス、APIユーザー向けにセルフトレーディング防止機能を提供 |あたらしい経済

バイナンス、APIユーザー向けにセルフトレーディング防止機能を提供

暗号資産取引所バイナンス(Binance)が、APIユーザー向けにセルフトレーディング防止機能を提供することを1月25日に発表しました。

セルフ取引とは、同一のアカウント内で取引を成立させることを指す。取引対象の資産の価格紛争につながるため、バイナンスは利用規約で故意のセルフトレーディングを禁止している。

しかし大規模なアカウントの場合、同一アカウント内で、異なる投資戦略もとに複数の注文を出すことは普通であり、意図せずに売り注文と買い注文が取引として成立してしまうあり得る。

そこでバイナンスはセルフトレーディングをシステム側から拒否する機能を導入したとのこと。この機能はAPIユーザー向けのものであり、APIユーザーはスポット取引においてセルフトレーディング防止機能を有効にするか任意に設定できるとのこと。

セルフトレーディング防止機能は1月26日から利用可能となっております。なおこの機能の使用対象は他のユーザーに影響を与えない(取引能力が向上するわけではない)とのことです。

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画像:iStocks / metamorworks

出典:https://www.neweconomy.jp/posts/291292